被覆型プローブを用いた時間領域反射法による重粘土の水分計測 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.196-197 , 2007

発表番号 (1-24)

Water Content Measurement of Heavy-Clay Using a Coated Time Domain Reflectometry Probe

Miyamoto Hideki [Biotron Institute, Kyushu University]
Chikushi Jiro [Biotron Institute, Kyushu University]
Kanayama Motohei [Faculty of Agriculture, Kyushu University]

被覆型プローブを用いた時間領域反射法による重粘土の水分計測

○宮本 英揮 [九州大学生物環境調節センター]
筑紫 二郎 [九州大学生物環境調節センター]
金山 素平 [九州大学大学院農学研究院]

時間領域反射法による粘土の水分計測を実施するために,従来型プローブの表面をテフロンで被覆したプローブを作製し,カオリナイトを対象に比誘電率−水分量関係を求めるキャリブレーション実験を行った。被覆型プローブは,土の比誘電率を過小評価する特性を持つものの,その利用により,粘土の水分量を0.06 kg kg-1以内の誤差で評価できること,また水分計測の可能域が低水分域にまで拡大されることが確認された。

Keyword: 時間領域反射法, 水分量, 比誘電率
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