発表番号 (1-41)
Transport and changes in moisture, heat, and organic matter in soils during simulated wildfire
OBUCHI ATSUKO [Graduate school of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
IMOTO HIROMI [Graduate school of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
NISHIMURA TAKU [Graduate school of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
MIZOGUCHI MASARU [Graduate school of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
MIYAZAKI TSUYOSHI [Graduate school of Agricultural and Life Science, The Univ. of Tokyo]
模擬森林火災下における土壌中の水・熱・有機物の移動と変化に関する研究
○小渕 敦子 [東京大学大学院 農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際情報農学研究室]
井本 博美 [東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 環境地水学研究室]
西村 拓 [東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 環境地水学研究室]
溝口 勝 [東京大学大学院 農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際情報農学研究室]
宮崎 毅 [東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 環境地水学研究室]
黒ボク土、豊浦砂、泥炭-砂混合試料土を供試土とし、火災が土壌中の熱、水、有機物、撥水性に与える影響を模擬森林火災実験により調べた。火災により地表面温度は600〜700℃に上昇したが、土壌温度が100℃を越えたのは深さ6〜10cm以浅だった。火災後、土壌中のC/N比は地表面近傍で20以上に増加し、窒素飢餓状態であることが推察された。混合試料土では火災後、温度履歴によって撥水性に違いが生じた。
Keyword: 森林火災, 温度, 撥水性
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