稲作方法の違いが水田の生物相と土壌の物理性に及ぼす影響について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.234-235 , 2007

発表番号 (1-43)

Effect of Organic Rice Cropping into Biota and Soil Physics in Paddy Fields

SUZUKI Namiko [Faculty of Agriculture, Niigata University]
AODA Tadao [Faculty of Agriculture, Niigata University]

稲作方法の違いが水田の生物相と土壌の物理性に及ぼす影響について

○鈴木 奈美子 [新潟大学農学部]
粟生田 忠雄 [新潟大学農学部]

農法の異なる水田において,土壌生物相と土壌物理性をそれぞれ定量化し比較検討した。稲作法は,慣行,減減,有機とした。生物相はイトミミズを指標生物として,その生息数を追跡した。土壌物理性は,土壌有機物含量と粒径分布で表した。その結果,有機水田では,1)イトミミズの生息数は慣行のそれに比べ多かった,2)土壌の有機物含量は有機稲作の継続で増加した,3)表層土壌にシルトの継続的堆積が認められた。

Keyword: 土壌構造, 土壌動物, 環境保全
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