点滴灌漑における湿潤土壌面への塩類集積の数値予測 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.244-245 , 2007

発表番号 (1-48)

Prediction of Salt Accumulation to a Wet Soil Surface under Drip Irrigation

FUJIMAKI Haruyuki [Univ. of Tsukuba]
SHIMANO Takahiro [Univ. of Tsukuba]
INOUE Mitsuhiro [Arid Land Research Center, Tottori Univ.]
NAKANE Kazurou [National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention]

点滴灌漑における湿潤土壌面への塩類集積の数値予測

○藤巻 晴行 [筑波大学生命環境科学研究科]
嶋野 隆寛 [筑波大学生命環境科学研究科]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
中根 和郎 [防災科学技術研究所]

2次元的塩類集積過程を正確に予測できる数値モデルを開発し、点滴灌漑における塩類集積の対策に活かす礎とすることを目指し、数値モデルの精度検証と問題点を明らかにするために室内実験を行った。数値予測では湿潤域の周縁部に塩が集積し、エミッタの近傍には塩クラストが生成されなかったが、実験では湿潤域全域に塩クラストが生成されていた。また、数値解は湿った土壌面の範囲を過小評価した。

Keyword: 塩類集積, 蒸発, 点滴灌漑
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