中国東北部アルカリ土壌地帯における塩類集積 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.248-249 , 2007

発表番号 (1-50)

Salt accumulation of alkaline soil in Northeast China

Ishihama Yoshio [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]
Seki Katsutoshi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]
Miziguchi Masaru [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]
Nishimura Taku [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]
Wang Li [Institute of Soil and Water Conservation, Chinese Academy of Science]
Miyazaki Tsuyoshi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University of Tokyo]

中国東北部アルカリ土壌地帯における塩類集積

○石濱 嘉夫 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
関 勝寿 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
西村 拓 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
王 力 [中国科学院水土保持研究所]
宮崎 毅 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]

中国東北部は、世界的に有数な規模のアルカリ土壌地帯であり、東北平原の19%が塩類集積地であるとされている。この地域内試験地における塩類集積の実態を調べた。地表面および土壌断面のEC,pH、イオン組成を調べたところ、アルカリ土壌あるいはアルカリ塩性土壌となっていた。ポテンシャル蒸発量が降水量を上まっているにも関わらず、地下水位が降水期に50cmまで上昇していた。地下水中の塩類が地表に集積したと考えられた。

Keyword: アルカリ土壌, 塩類集積, 地下水
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