砂層への降雨浸潤における水浸入圧および浸潤域飽和度の降雨強度依存性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.266-267 , 2007

発表番号 (1-59)

Effect of rainfall intensity on the water-entry pressure and the saturation degree within the wetting region during infiltration into a homogeneous sand layer

Annaka Takeyuki [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Kawashima Marie [Graduated School of Agriculture, Yamagata Univ.]

砂層への降雨浸潤における水浸入圧および浸潤域飽和度の降雨強度依存性

○安中 武幸 [山形大学農学部]
川島 麻里枝 [山形大学大学院農学研究科]

ぬれ性の異なる乾いた砂層への水浸入圧および浸潤域飽和度の降雨強度依存性を実験的に検討した。その結果、粒径0.3〜0.6mmの砂層について、水浸入圧は降雨強度の増加関数であることが確認され、「動的水浸入圧」概念の必要性が示された。また、砂層がぬれやすい時、弱い降雨強度下では浸潤域の飽和度が降雨強度の増加関数となること、およびその場合水浸入圧はほぼ一定となることが示唆された。

Keyword: 降雨浸潤, 水浸入圧, 飽和度
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