コンクリート水路壁面経年劣化と水理機能変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.310-311 , 2007

発表番号 (2-18)

Study on Deterioration of Irrigation Canals and Change in Roughness Coefficient

Takashi KATO [National Institute for Rural Engineering]
Shinya HONMA [National Institute for Rural Engineering]
Koji KITAMURA [National Institute for Rural Engineering]
Masayuki IMAIZUMI [National Institute for Rural Engineering]

コンクリート水路壁面経年劣化と水理機能変化

○加藤 敬 [農村工学研究所]
本間 新哉 [農村工学研究所]
北村 浩二 [農村工学研究所]
今泉 眞之 [農村工学研究所]

長期に供用されたコンクリート水路の壁面は劣化し、建設当初に比べ凹凸は大きくなる。水路壁面の凹凸を測定して、水理的性能について考察する。壁面の粗さRaは、供用8年の水路ではRa=0.2mmと小さく、40年の水路では0.6〜1.0mmと大きい。相当粗度kの値を2×Ra〜Ryまでの範囲と見つもれば、k=0.4〜6 mm程度となる。調査地区の粗度係数はn=0.012〜0.017程度と見積もられる。

Keyword: 農業用水路, 施設劣化, 粗度係数
GET PDF=07/07002-18.pdf



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