ベトナム北部トゥエンクアン省における灌漑管理移転(IMT)の実態 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.362-363 , 2007

発表番号 (2-44)

Real State of the Irrigation Management Transfer in Tuyen Quang Province in North Vietnam

SHIODA KATSURO [The Japanese Institute of Irrigation & Drainage]
IKEURA HIROSHI [The Japanese Institute of Irrigation & Drainage]
TOMOSHO TATSUMI [National Institute for Rural Engineering]

ベトナム北部トゥエンクアン省における灌漑管理移転(IMT)の実態

○塩田 克郎 [(財)日本水土総合研究所]
池浦 弘 [(財)日本水土総合研究所]
友正 達美 [(独)農村工学研究所]

農民参加型灌漑管理(PIM)の推進に際し,世界銀行は,国による幹線水路系の管理までを完全に水利組合へ移譲すること,すなわち灌漑管理移転(IMT)を目指したが,筆者らは行政(政府)と農民(利水者)の共同管理(JWM)が,PIMのあるべき方向と考える。この検証をベトナムにおいて唯一全省レベルでIMTが成功したと言われているトゥエンクアン省のケースについて実施したところ,その実態はやはりJWMであった。

Keyword: PIM, IMT, JWM
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