発表番号 (2-45)
Actual Conditions and Development Prospects of On-farm Water Use in Myanmar
HORINO Haruhiko [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
MATSUNO Yutaka [School of Agriculture, Kinki Univ.]
Myo Zaw Zaw [Irrigation Technology Center, Myanmar]
ミャンマー国における末端圃場水利用の実態とその向上への展望
○堀野 治彦 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
松野 裕 [近畿大学農学部]
Myo Zaw Zaw [Irrigation Technology Center, Myanmar]
末端水利施設が比較的脆弱なミャンマー国において,3つの異なる整備水準の圃場群を対象に乾期水稲作に関わる作付け状況や取水実態を調査した.その結果,水稲収量は区画整理を含めた圃場整備水準や取水量に左右されること,田越しは3筆以内が望ましいことなどが明らかとなった.また,単純な水路再整備であっても通水性の向上を図ることができ,休耕地の大幅な減少や農民の営農意欲向上に寄与する可能性のあることが示唆された.
Keyword: 末端用水路, 水田灌漑, 田越し灌漑
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