中国鉄山灌区における水管理組織に関する分析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.370-371 , 2007

発表番号 (2-48)

An Analysis of Participatory Irrigation Management in the Tieshan Irrigation District, China

REN Yonghuai [National Institute for Rural Engineering]
TOMOSHO Tatsumi [National Institute for Rural Engineering]
YAMAOKA Kazumi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
LIU Yulong [China Institute of Water Resources and Hydropower Research]

中国鉄山灌区における水管理組織に関する分析

○任 永懐 [農村工学研究所農地・水資源部]
友正 達美 [農村工学研究所農地・水資源部]
山岡 和純 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
劉 玉龍 [中国水利水電科学研究院]

中国鉄山灌区は1995年から独立採算の水供給会社を設立し、また、農民参加型水管理が導入され、支線レベル以下の水管理は農民へ移譲された。その結果、農民の参加による平等な配水、効率的な用水が実現し、農民の水利費負担が軽減でき、農家の節水インセンティブが働く。また、農業部門の節水によって、水供給会社は工業用水等他部門への配水量が増え、水代の収入も増加し、水供給会社は積極的に灌漑施設に投資するようになった。

Keyword: 節水, 転用, 用水戸協会
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