中央アジア・シルダリア川下流域における水田の土壌特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.376-377 , 2007

発表番号 (2-51)

Soil property of paddy rice fields in the Lower Syr Darya Basin, Central Asia

Solomon Habtu [Japan Society for the Promotion of Science]
Hitoshi Nagata [Graduate School of Agriculture, Tottori University]
Kitamura Yoshinobu [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Shimizu katsuyuki [Faculty of Agriculture, Tottori University]

中央アジア・シルダリア川下流域における水田の土壌特性

○Solomon Habtu [日本学術振興会]
永田 将 [鳥取大学大学院農学研究科]
北村 義信 [鳥取大学農学部]
清水 克之 [鳥取大学農学部]

中央アジア・シルダリア川下流域の水田・畑輪作地帯では、塩害が深刻な問題となっている。この塩類集積に大きく影響する土壌の物理・化学特性を明らかにするために、水稲収穫後の土壌を採取し分析を行った。得られた結果は次のとおりである。1)土壌は全層において粘性が高く、透水性が低い。2)土壌の粘性が高いため水田による高いリーチング効果は得られず、塩類化が進行している。3)土壌のソーダ化が起こる可能性は低い。

Keyword: 塩類化, ソーダ質化, アラル海
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