機能性植栽基盤材を用いた水環境修復技術の開発 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.378-379 , 2007

発表番号 (2-52)

Development on restoration technique for water environment using functioned vegetation base

NAGAHARA Hironori [Gladuate School of Life and Environmental Science,Shimane University]
HYODO Masahiro [United Graduate School of Agricultural Science,Tottori University]
KUWABARA Tomoyuki [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]
NONAKA Tsuguhiro [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]

機能性植栽基盤材を用いた水環境修復技術の開発

○長原 宏憲 [島根大学大学院生物資源科学研究科]
兵頭 正浩 [鳥取大学大学院連合農学研究科]
桑原 智之 [島根大学 生物資源科学部]
野中 資博 [島根大学 生物資源科学部]

停滞・閉鎖性水域の水環境を修復するために,ヨシ原の再生が行われている。しかし,波浪の影響に伴い底質土壌が撹乱され,植栽したヨシが根茎から流亡することが数多く報告されている。そこで,本研究では,ポーラスコンクリート型の植栽基盤材を作製し,その利用性について実証的に検討した。その結果,植栽したヨシは流亡することなく,良好に生長した。また,植栽基盤材の空隙部が生物の棲み処となることも確認した。

Keyword: 生物多様性空間, ヨシ, 植栽基盤材
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