発表番号 (4-2)
Restoring ecological network in paddy field using small-scale fish way and self-regulating flash-gate make fishes of drainage canal abundant
TANAKA Yuuichi [Aichi -ken Agricultural Research Center]
WATABE Tsutomu [Aichi -ken Agricultural Research Center]
MIYAMOTO Akira [Aichi -ken Agricultural Research Center]
排水路の魚類相を改善する魚道等を用いた水域ネットワークの再生
○田中 雄一 [愛知県農業総合試験場]
渡部 勉 [愛知県農業総合試験場]
宮本 晃 [愛知県農業総合試験場]
大規模改修が不要で簡易に設置できる半円形コルゲート管魚道と転倒堰を用いて、河川−排水路−水田間の水域ネットワークの再生効果を検証した。調査地である愛知県長久手町の排水路の魚類相は貧弱であったが、各水域間を魚類が移動可能となった結果、1〜2年でタモロコ、オイカワ、メダカなどが増加した。これは一時的水田利用種、河川−水路間往復種、水田依存種など水域利用形態の異なる種の生活史を保障するためと考えられた。
Keyword: 魚道, 転倒堰, 淡水魚
GET PDF=07/07004-02.pdf