自然再生のための住民参加型農業水路用魚道付き転倒堰の開発 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.478-479 , 2007

発表番号 (4-3)

Development of Self-Regulating Flash-board with Fish way for Irrigation and Drainage through residential participation in order to reproduce nature

WATABE Tsutomu [Aichi-ken Agricultural Research Center]
TANAKA Yuuichi [Aichi-ken Agricultural Research Center]
MIYAMOTO Akira [Aichi-ken Agricultural Research Center]

自然再生のための住民参加型農業水路用魚道付き転倒堰の開発

○渡部 勉 [愛知県農業総合試験場]
田中 雄一 [愛知県農業総合試験場]
宮本 晃 [愛知県農業総合試験場]

改修を終えた農業用排水路の多くは、コンクリート3面張りで、流速が大きく、水深が浅いため、流れが単純で魚類の生息に望ましくない環境となる。そこで、農業用排水路の通水阻害面積が小さく、低コストで、魚類の生息環境を改善する魚道付き転倒堰を開発した。降雨等により水位が上がると水圧で扉体が転倒し、水位が下がると自重により復元する。ここでは愛知県長久手町地内の排水路で行った現地実証試験の結果について紹介する。

Keyword: 転倒堰, 魚道, 農業水路
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