生息環境の違いがメダカの成長に与える影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.504-505 , 2007

発表番号 (4-16)

Effect of difference habitat for growth of medaka,Oryzias latipes

Watanabe Kengo [Graduate School of Agriculture,Iwate University]
Azuma Atsuki [Faculty of agriculture,Iwate University]

生息環境の違いがメダカの成長に与える影響

○渡部 憲吾 [岩手大学大学院農学研究科]
東 淳樹 [岩手大学農学部]

水田地帯に生息するメダカが水田に溯上する意義を明らかにするために、水田と水路それぞれで生息する本種の成長量を調査した。その結果水田で生息した本種において体長が約2〜4mm増大した。主要な食物と考えられるミジンコ科種群の生息密度が水田において高いことがその要因であると考えられた。体長の増加は産卵数の増加と関連性が高いため、本種が水田で成長することはその個体数維持に大きく貢献することが示唆された。

Keyword: メダカ, 個体識別, 成長
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