中干しの田面水中におけるプランクトン/デトリタスの構成と安定同位体比に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.544-545 , 2007

発表番号 (4-36)

Konagaya Satoru [Graduate School of Agriculture,IBARAKI Univ.]
Mori Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Kobayashi Hisashi [School of Agriculture,IBARAKI,Univ.]

中干しの田面水中におけるプランクトン/デトリタスの構成と安定同位体比に及ぼす影響

○小長谷 暁 [茨城大学大学院農学研究科]
森 淳 [独立行政法人農村工学研究所]
小林 久 [茨城大学農学部]

水田水域食物網の基盤のプランクトン/デトリタス(P/D)と管理との関係を検討するために、水管理の異なる水稲栽培区画においてP/Dの構成、安定同位体比を分析した。中干しを行った区画では、中干し後に多様な植物プランクトンが発生し、δ値も変動した。また、δ15N値が植物プランクトンの比率と関係があると推測された。このことから、中干しがプランクトン増殖の要因となり、δ値にも影響を与えていると考えられた。

Keyword: 安定同位体比, 田面水, プランクトン/デトリタス
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