ピートモスによる重油の吸着と生分解 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.576-577 , 2007

発表番号 (4-52)

Sorption and biodegradation of heavy oil by peat moss

Konishi Kazutaka [Graduate School of bioresource and Bioenvironmental Science]
Ohtsubo Masami [Faculty of Agriculture,Kyushu University]
Higashi Takahiro [Faculty of Agriculture,Kyushu University]
Kanayama Motohei [Faculty of Agriculture,Kyushu University]

ピートモスによる重油の吸着と生分解

○小西 一貴 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
大坪 政美 [九州大学大学院農学研究院]
東 孝寛 [九州大学大学院農学研究院]
金山 素平 [九州大学大学院農学研究院]

植物由来のピートモスは、油に対して優れた物理的・化学的吸着能をもつ。本研究では、現場における油吸着材としての利用を視野にいれて、ピートモスの重油吸着能と生分解性を調べた。ピートモスは自らの質量の約5倍のA重油、約7倍のC重油を吸着した。また、25℃一定の条件において、70日間でA重油は約70%、C重油は約25%の重油を生分解した。3℃において、70日間で約25%のA重油を生分解した。

Keyword: ピートモス, 油吸着, 生分解
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