発表番号 (4-56)
Denitrification and Environment in the Tidal-sediment of the Interior Part of Ariake Sea
Koga_Akane [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
Seguchi_Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
Koriyama_Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]
Noda_Miyuki [TAKAGI Co. Ltd]
有明海奥部干潟域における脱窒と底質環境について
○古賀 あかね [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]
野田 美幸 [株式会社タカギ]
本研究では、有明海の環境浄化機能を大きく支えている脱窒作用に注目し、奥部沿岸域で採取した底質試料について、脱窒実験及び脱窒菌の計測、底質分析、間隙水中の無機態窒素濃度の分析を行った。その結果、含泥率の高い底質では、泥温の上昇する夏季において脱窒菌の生息環境に適した還元的部位が拡大し、有機物が増加するため脱窒活性が高まるなど、有明海奥部干潟域における脱窒特性と底質環境との全般的な関連性が把握された。
Keyword: 有明海, 干潟, 脱窒
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