富栄養湖を対象とした低次生態系−3次元流体力学モデルの構築 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.588-589 , 2007

発表番号 (4-58)

Development of 3-dimensional Eco-hydrodynamic Model for an Eutrophic Lake

Sai Koji [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University]
Harada Masayoshi [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Hiramatsu Kazuaki [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Mori Makito [Faculty of Agriculture, Kyushu University]

富栄養湖を対象とした低次生態系−3次元流体力学モデルの構築

○齋 幸治 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
原田 昌佳 [九州大学大学院農学研究院]
平松 和昭 [九州大学大学院農学研究院]
森 牧人 [九州大学大学院農学研究院]

Operator splitting法を援用した低次生態系−3次元流体力学モデルを構築し,夏季の鳥取県湖山池を対象に,同湖の溶存酸素の短期的な動態解析を行った.その結果,夏季の平均風速程度の風が1〜2日継続したとしても,水域は成層化し,最深部付近の底層で貧酸素水塊が発生することが確認された.さらに,平均風速程度の風が継続した場合,貧酸素領域は湖北部から中央部にかけて広がっていくことが示唆された.

Keyword: 富栄養湖, 生態系−流体力学モデル, 溶存酸素
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