メタン発酵消化液の施用による土壌からの温室効果ガス発生 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.612-613 , 2007

発表番号 (5-11)

Estimation of greenhouse gas emissions in a soil applied with methane digested liquid

Fujikawa Tomonori [National Institute for Rural Engineering]
Nakamura Masato [National Institute for Rural Engineering]
Yuyama Yoshito [National Institute for Rural Engineering]

メタン発酵消化液の施用による土壌からの温室効果ガス発生

○藤川 智紀 [農村工学研究所]
中村 真人 [農村工学研究所]
柚山 義人 [農村工学研究所]

消化液施用による温室効果ガス発生量の変化を明らかにすることを目的に現場試験をおこなった.圃場内に2本の直線上の10点の測定点を配置し,一方に消化液を散布した.消化液を施用するとN2O,CO2の発生量が大きくなり,CH4の吸収量は小さくなった.一方,表層土壌の乾燥密度は消化液を施用した方が大きかった.逆に気相率やガス拡散係数は消化液を施用すると小さくなった.これら物理性の変化は約2ヶ月維持された.

Keyword: メタン発酵, 地球温暖化, ガスフラックス
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