排水にともなう表層泥炭の有効間隙率の変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.640-641 , 2007

発表番号 (5-25)

Changes in Effective Porosity of Surface Peat Layer after Drainage

SUZUMURA Taichi [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Takada Masayuki [Hokkaido Institute of Environmental Sciences]

排水にともなう表層泥炭の有効間隙率の変化

○鈴村 大地 [北海道大学大学院農学院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
高田 雅之 [北海道環境科学研究センター]

サロベツ泥炭地では農地と農地に隣接する湿原の一部で地盤沈下が生じている。排水路の影響で沈下した湿原表層部の泥炭の有効間隙率の違いを、排水路からの距離と地表面からの深さから検討した。有効間隙率は降雨イベント時の降雨量と地下水位上昇量の関係から算出した。有効間隙率は深いほど小さくなるという明瞭な関係が認められた。また排水路に近づくほど有効間隙率は低下し、排水路による影響の大きいことが確認された。

Keyword: 泥炭地湿原, 地盤沈下, 排水路
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