代かき濁水が霞ヶ浦流入河川の負荷量に及ぼす影響―霞ヶ浦流入河川における代かき濁水に関する研究(2)― (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.668-669 , 2007

発表番号 (5-39)

The Influence of Puddled Water from Rice Field upon Load of Rivers -A Case Study on Puddled Water in the KASUMIGAURA Basin(2)-

NAKADA Yumi [Nihonkai Consultants Co. ,Ltd.]
MAKIYAMA Masao [College of Agriculture, Ibaraki University]
TABUCHI Toshio [Honorary Member of JSIDRE]

代かき濁水が霞ヶ浦流入河川の負荷量に及ぼす影響―霞ヶ浦流入河川における代かき濁水に関する研究(2)―

○中田 佑美 [日本海コンサルタント]
牧山 正男 [茨城大学農学部]
田渕 俊雄 [農業土木学会名誉会員]

昨年の発表では,霞ヶ浦流入河川での水質濃度調査の結果,代かきの影響がSSとT-Pに見られることを明らかにした.今回は濃度とともに河川流量を測定し,代かき濁水による負荷量の変動について調査した.その結果,各河川の代かき期間の平均負荷量はそれ以外の期間に比べ,SSで平均4倍に,T-Pで平均2倍に上昇した.また,代かき期に増大する負荷量の年間割合はSSで平均8.7%,T-Pで平均5.4%であった.

Keyword: 代かき濁水, 霞ヶ浦, 負荷量
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