現地観測に基づく水田の土砂収支-水田が赤土流出に果たす機能に関する研究(3)− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.818-819 , 2007

発表番号 (6-53)

Sediment balance evaluation of paddy fields in Ishigaki island, Okinawa

fukunaga ryuji [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
matsui hiroyuki [Fac. of Agri., Utsunomiya Univ.]

現地観測に基づく水田の土砂収支-水田が赤土流出に果たす機能に関する研究(3)−

福永 隆二 [宇都宮大学大学院]
○松井 宏之 [宇都宮大学]

沖縄県での赤土流出に対し、水田は現状の土地利用を生かす緩和対策として期待されている。そこで、石垣島の水田で土砂の流入・流出を連続観測し、その収支を求めた。その結果、観測期間を通した土砂量は流出量が流入量を上回り、水田が流出源となっていることがわかった。また、期別毎では田植え前は降雨・無降雨時問わず土砂流出のソースに、無降雨時の田植え後から中干しまでの間は水管理によりシンクとして働いている。

Keyword: 赤土流出, 水田, SS負荷量
GET PDF=07/07006-53.pdf



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