平均化時間を用いた森林の洪水緩和機能の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.856-857 , 2007

発表番号 (7-8)

Evaluation of flood mitigation function of forest basin in terms of the leveling time theory

SETO Shota [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
MITSUNO Toru [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

平均化時間を用いた森林の洪水緩和機能の評価

○瀬戸 祥太 [京都大学大学院農学研究科]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]

著者らは,森林の洪水緩和機能評価の指標として平均化時間理論を提案し,その導入を試みた.平均化時間と流域内平均降雨強度の関係には角屋・福島式にみられる相関がみられ,その降雨−流出応答関係を十分に示すことがわかった.また,流出係数が平均値で0.17であり,花崗岩地質である本流域の特徴を示す結果となった.

Keyword: 平均化時間, 洪水到達時間, 流出係数
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