排水路の堰上げによる水田からの流出負荷削減効果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.1028-1029 , 2007

発表番号 (P-31)

Reduction Effect of Load Runoff from the Paddy Field by Using Weir on the Drainage

HIGASHIOKA Hidetaka [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
YAMAMOTO Arata [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
MITSUNO Toru [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

排水路の堰上げによる水田からの流出負荷削減効果

○東岡 秀高 [京都大学大学院農学研究科]
山本 新 [京都大学大学院農学研究科]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]

滋賀県近江八幡市の水田試験地において,水田排水路の堰上げによる水田からの流出負荷の削減効果について検証した.堰上げによって,圃場内の水の滞留時間の増加,および中干し期までにおける浸透量抑制の可能性が示唆された.また,還元反応の促進によって硝酸態窒素負荷の削減も認められた.一方で,用水量においては,水管理による影響が大きく,堰上げによる用水削減効果は確認されなかった.

Keyword: 堰上げ, 滞留時間, 浸透量
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