渡り鳥の飛来する農業用ため池の富栄養化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.1034-1035 , 2007

発表番号 (P-34)

Eutrophication of irrigation pond where migratory birds come flying

KAJIHARA AKIHIKO [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
IIDA TOSHIAKI [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
HAYASHI MAYO [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
MATSUTA TOMO [Faculty of Agriculture,Yamagata University]

渡り鳥の飛来する農業用ため池の富栄養化

○梶原 晶彦 [山形大学農学部]
飯田 俊彰 [山形大学農学部]
林 真代 [山形大学農学部]
松田 智 [山形大学農学部]

冬季のカモ・白鳥などの渡り鳥の飛来による多量の糞尿が、農業用溜池の富栄養化の主因となっているケースが増えている。本研究では、山形県鶴岡市に位置する大山下池を対象として渡り鳥による水質汚濁の実態把握を目的として調査を行った。調査結果では、夏季には溜池内に発生する水生植物の吸収と脱窒の影響によって硝酸濃度が低下したが、渡り鳥の飛来する晩秋〜冬季にはアンモニア・硝酸濃度が大きく増加した。

Keyword: 水質, 農業用ため池, カモ・白鳥
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