粘土表面に形成したカドミウム表面沈殿の構造とその安定性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.6-7 , 2007

発表番号 (企-2-1)

Structure and stability of surface precipitate for Cd sorption on clay minerals

TAKAMATSU Rieko [School of Veterinary Medicine and Animal Sciences, KITASATO University]
ASAKURA Kiyotaka [Catalysis Research Center, Hokkaido University, ]
NETSU Toshihiko [Gratuate school of Veterinary Medicine and Animal Sciences, KITASATO University]

粘土表面に形成したカドミウム表面沈殿の構造とその安定性

○高松 利恵子 [北里大学獣医畜産学部]
朝倉 清高 [北海道大学触媒科学研究センター]
祢津 聡彦 [北里大学大学院獣医畜産研究科]

膨潤性および非膨潤性の層状ケイ酸塩鉱物へのCd収着において形成される表面沈殿の安定性を脱離実験から評価し、HyAおよびHAS-モンモリロナイト複合体>モンモリロナイト>パイロフィライトの順で、安定性が高い表面沈殿が形成されることがわかった。さらにそれら違いをCdの周囲の局所構造を表すEXAFS振動スペクトルから検討した。パイロフィライトのCd表面沈殿はバルク沈殿と同様の構造であることがわかった。

Keyword: 層状ケイ酸塩鉱物, カドミウム, 表面沈殿
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