水田における魚類の繁殖と生育を考慮した灌漑方式と営農について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.110-111 , 2007

発表番号 (企-16-2)

Irrigation type and agricultural practices for reproduction and growth of fish in paddy fields

Minagawa Akiko [Faculty of agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]
Senga Yutaro [Faculty of agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology]

水田における魚類の繁殖と生育を考慮した灌漑方式と営農について

○皆川 明子 [東京農工大学農学部]
千賀 裕太郎 [東京農工大学農学部]

繁殖のためにドジョウやフナ属などが水田に進入しても多くの個体が水田に取り残されてしまう場合があることが課題となっている。本発表では、用排兼用型水路により灌漑される水田からの魚類の脱出実態および落水時の水理条件の変化と魚類の脱出との関係について調査と実験から明らかになったことを示し、魚類の保全策として水田における繁殖・生育・脱出を保障するために有効と考えられる灌漑方式と営農方法について考察する。

Keyword: 水田, 魚類, 移動
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