下水処理水の農業利用における下水道財産の形状を農業側が変更するための制度の研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.138-139 , 2008

発表番号 [1-2]

A Study of System for Changing Shape of Property of Sewage System for Treated Wastewater Irrigation by Agricultural Sector

Yamashita Tadashi [National Institute for Rural Engineering]
Tomosho Tatsumi [National Institute for Rural Engineering]
Yamaguchi Sinji [Land ImprovementGeneral Office]

下水処理水の農業利用における下水道財産の形状を農業側が変更するための制度の研究

○山下 正 [農村工学研究所]
友正 達美 [農村工学研究所]
山口 信司 [土地改良総合事務所]

沖縄の島尻地区では、農業に利用しようとしている塩素イオン濃度の高い下水処理水の塩分低下対策はバイパス案が適当との結論を得ている。しかしながら、バイパス案は農業側が下水道財産の形状を変更する前例のない工事を行うものである。そのため、関係機関の利害特質を踏まえ、類似事例の河川拡幅工事や関係法令等を分析し、バイパス案は下水道法16条に基づき工事を行うことが適当との結論を得た。また、このことを踏まえ、他者の財産の形状を農業側が変更するための制度の検討手順を提案した。

Keyword: 下水処理水, 農業用水, 下水道財産
GET PDF=08/08001-02.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)