歴史的水利施設(水路システム)からの再発見−熊本県通潤用水を事例として− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.142-143 , 2008

発表番号 [1-4]

Rediscovery from Traditional Canal Works

SHIMA Takeo [National Institute for Rural Engineering]
OGAWA Shigeo [National Institute for Rural Engineering]
YOSHISAKO Hiroshi [National Institute for Rural Engineering]
HIROSE Yuuichi [National Institute for Rural Engineering]

歴史的水利施設(水路システム)からの再発見−熊本県通潤用水を事例として−

○島 武男 [農村工学研究所]
小川 茂男 [農村工学研究所]
吉迫 宏 [農村工学研究所]
廣瀬裕一 [農村工学研究所]

歴史的水路システムである熊本県山都町通潤用水を事例として、現在の水路システムの基本計画・機能設計でも活用できる工夫を考察した。通潤用水水路システムでは,幹線水路を上段,下段に配置し反復利用を可能としていること,支線水路の水路断面を受益水田面積に応じて決定し過剰分水が行えないこと等の水利用に関する工夫や,施設管理に対する工夫がなされている。これらの工夫,技術を,現在の土木技術に取り入れていくという視点も今後重要である。

Keyword: 歴史的水利施設, 水路システム, 水利用計画
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