発表番号 [1-9]
Irrigation Management Transfer in Laos
SHIODA KATSURO [The Japanese Institute of Irrigation & Drainage]
ラオスにおける灌漑管理移転
○塩田 克郎 [(財)日本水土総合研究所]
ラオスでは1998年の首相令以降,水利組織への灌漑管理移転が進められているが,うまくいっていない。水利組織やその指導機関の能力不足,水利費の低徴集による不十分な維持管理等の問題点を列挙した。対策としては,事業の計画段階からの農民参加によるオーナーシップ感覚の醸成,完全な施設所有権の移転ではなく,水利組織の管理能力の範囲内でのO&Mの移転による政府と水利組織の共同管理とすること,研修の拡充等が挙げられる。
Keyword: ラオス, IMT, JWM
GET PDF=08/08001-09.pdf