科爾沁沙地における植林地の土壌水分環境の定量化と最適植栽間隔 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.184-185 , 2008

発表番号 [1-25]

Quantification of Soil Water Environment for Optimum Afforestation at Horqin Sand land

HAO Aimin [Research Institute for Humanity and Nature (RIHN)]
HARAGUCHI Tomokazu [Department of Environmental Sciences, Faculty of Agriculture, Saga University]
FUJIHARA Yoichi [Research Institute for Humanity and Nature (RIHN)]
WATANABE Tsugihiro [Research Institute for Humanity and Nature (RIHN)]
NAKANO Yoshisuke [Emeritus Prof., Faculty of Agriculture, Kyushu University]

科爾沁沙地における植林地の土壌水分環境の定量化と最適植栽間隔

○? 愛民 [総合地球環境学研究所]
原口 智和 [佐賀大学農学部生物生産学科]
藤原 洋一 [総合地球環境学研究所]
渡邉 紹裕 [総合地球環境学研究所]
中野 芳輔 [九州大学農学研究院]

中国科爾沁沙地中南部の奈曼旗を対象にポプラ群落の蒸発散による土壌水分・熱動態について推定を行った.まず,当地の気象データを利用してポテンシャル蒸発散量を求め,これに植物係数を導入して実蒸発散を推定した.結果から1次元コンパートメントモデルを用いて植栽間隔の異なるポプラ群落の4類型を設定し,植林地の土壌水分と地温の時間変化の推定を試みた.本手法は,植林地における土壌水分環境の解明に利用可能であり,砂漠地域の緑化効果の評価および持続的な砂漠化防止対策,適切な土地利用計画にも有効に利用されると考えられる.

Keyword: 植林地, 植物係数, モデル
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