発表番号 [1-37]
The changes of flood control and water usage efficency by an irrigational dam under altered operation rules
ITO RYOEI [Graduate school of Bioresources, Mie Univ.]
TORITA MISAKO [Oriental Consultants Co., LTD.]
ISHII ATSUSHI [Graduate school of Bioresources, Mie Univ.]
運用方法変更による農業用ダムの洪水緩和機能と利水効率の変化について
○伊藤 良栄 [三重大学大学院生物資源学研究科]
部田 美紗子 [株式会社オリエンタルコンサルタンツ]
石井 敦 [三重大学大学院生物資源学研究科]
農業専用ダムでの実運用データをもとに、ダム運用ルールの変更により農業用ダムの洪水緩和機能と利水効率がどの程度変化するかについてシミュレーション計算により評価した。その結果、管理貯水位を5m下げると13年のうち管理洪水量を超える放流を8回から2回に減らせ、4月の灌漑開始時に満水とする頻度にも影響はないが、渇水年の2年間で最低貯留量に達する危険を生ずることが分かった。
Keyword: 用水管理, 農業用ダム, 洪水緩和機能
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