落差工の設計における粒子法の適用可能性の検証 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.332-333 , 2008

発表番号 [3-17]

The study of application availability of particle method for designing falling works

TANAKA Yoshikazu [National Institute for Rural Engineering]
MUKAI Akie [National Institute for Rural Engineering]
TARUYA Hiroyuki [National Institute for Rural Engineering]

落差工の設計における粒子法の適用可能性の検証

○田中 良和 [農村工学研究所]
向井 章恵 [農村工学研究所]
樽屋 啓之 [農村工学研究所]

落差工では水面が大変形する水理現象が生じる.粒子法は移流による数値拡散や格子の破綻が生じないため,このような水理現象に適した解法である.よって,落差工の数値解析を行い,水理模型実験との比較から水理設計における適用可能性を検討した.その結果,MPS法とSPH法による解析結果は,水理模型実験の水面形状,落下水脈の軌跡および流況と非常に良い近似を示し,落差工の水理学的な効果の検証に有効であった.

Keyword: 粒子法, 落差工, 自由水面
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