流域スケールにおける「田んぼダム」の洪水緩和機能の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.340-341 , 2008

発表番号 [3-21]

The evaluation of flood mitigation function of paddy fields with run-off control device at a watershed scale

Yoshikawa Natsuki [Research Center for Natural Hazards and Disaster Recovery, Niigata University]
Nagao Naoki [Toyama Prefectural Federation of Land Improvement Association ]
Misawa Shinichi [Faculty of Agriculture, Niigata University]

流域スケールにおける「田んぼダム」の洪水緩和機能の評価

○吉川 夏樹 [新潟大学災害復興科学センター]
長尾 直樹 [富山県土地改良事業団体連合会]
三沢 眞一 [新潟大学農学部]

新潟県村上市神林地区では,大雨時に流出水が集中し,流域の排水を担う笛吹川の水位上昇をもたらすことから,下流部の市街地に湛水被害が生じる.そこで,洪水緩和を目的とした「田んぼダム」の取り組みが行われている.これは,落水量調整板を既存の排水マス内に設置し,一時的に雨水を水田内に貯めることで,ピーク流量を平滑化するという試みである.本研究では,この「田んぼダム」の洪水緩和機能を流域スケールで評価する.

Keyword: 田んぼダム, 洪水緩和機能, 流出解析
GET PDF=08/08003-21.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)