発表番号 [3-22]
A General Index for Flood Mitigation Capacity of Watersheds: Peak Relaxation Time
Sho Shiozawa [The University of Tokyo]
流域等における洪水緩和機能の一般的指標:ピーク流量緩和時間(農地の洪水緩和機能の研究1)
○塩沢 昌 [東京大学農学生命科学研究科]
異なる流域や土地の洪水緩和機能を定量的に比較・評価するには、降雨パターンとは独立の流域特性の指標が必要である。ここに提案する方法は、流域の流出特性をまず流出モデル(タンクモデルが簡単)で表し、モデル上で、基準化した瞬間降雨を与える仮想実験を行ってピーク流量の増分を求め、瞬間降雨量に対する比をピーク流量緩和時間(τ)と定義し指標とするものである。既存のタンクモデルから日本の河川流域のτを求めた。
Keyword: 洪水流出, 流出特性, タンクモデル
GET PDF=08/08003-22.pdf