流域等における洪水緩和機能の一般的指標:ピーク流量緩和時間(農地の洪水緩和機能の研究1) (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.342-343 , 2008

発表番号 [3-22]

A General Index for Flood Mitigation Capacity of Watersheds: Peak Relaxation Time

Sho Shiozawa [The University of Tokyo]

流域等における洪水緩和機能の一般的指標:ピーク流量緩和時間(農地の洪水緩和機能の研究1)

○塩沢 昌 [東京大学農学生命科学研究科]

異なる流域や土地の洪水緩和機能を定量的に比較・評価するには、降雨パターンとは独立の流域特性の指標が必要である。ここに提案する方法は、流域の流出特性をまず流出モデル(タンクモデルが簡単)で表し、モデル上で、基準化した瞬間降雨を与える仮想実験を行ってピーク流量の増分を求め、瞬間降雨量に対する比をピーク流量緩和時間(τ)と定義し指標とするものである。既存のタンクモデルから日本の河川流域のτを求めた。

Keyword: 洪水流出, 流出特性, タンクモデル
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