水田における洪水緩和機能の測定と評価(農地の洪水緩和機能の研究2) (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.344-345 , 2008

発表番号 [3-23]

Monitoring and Evaluation of Flood Mitigation Capacity in Paddy Field Area

Yuya Hamaguchi [The University of Tokyo]
Sho Shiozawa [The University of Tokyo]
Koshi Yoshida [The University of Tokyo]
Masayoshi Sato [Tsukuba University]

水田における洪水緩和機能の測定と評価(農地の洪水緩和機能の研究2)

浜口 裕也 [東京大学]
塩沢 昌 [東京大学]
○吉田 貢士 [東京大学]
佐藤 政良 [筑波大学]

水田における洪水緩和機能を定量評価するため,茨城県福岡堰土地改良区における水田群9.1haを対象として,長期間の水文観測を行った.実測データより流域の流出特性を表すタンクモデルを同定し,降雨パターンによらない評価指標であるピーク緩和時間を用いて,洪水緩和機能を定量的に評価した.その結果,潅漑期の水田は土壌が飽和し,湛水状態にあるため,非潅漑期と比較して洪水緩和機能は小さいことが示された.

Keyword: 洪水流出, 流出特性,
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