環境同位体からみた水田涵養された地下水が扇状地内河川の流況へ及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.370-371 , 2008

発表番号 [3-36]

Effect of groundwater recharged from paddy field on river stream in alluvial fan evaluated from environment isotope

Tsuchihara_Takeo [National Institute for Rural Engineering]
Fukuda Takemasa [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
Ishida_Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Ishida_Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
Imaizumi_Masayuki [National Institute for Rural Engineering]

環境同位体からみた水田涵養された地下水が扇状地内河川の流況へ及ぼす影響

○土原 健雄 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
福田 武真 [(財)日本水土総合研究所]
吉本 周平 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
石田 聡 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]
今泉 眞之 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]

鬼怒川左岸部の五行川流域において,河川水及び地下水を対象に環境同位体であるラドンを指標とした調査を行った.これにより,扇状地の扇頂から扇央に近い部分であっても,かんがい期・非かんがい期を通じて地下水が河川内に流出しており,河川の流況安定に寄与していることが明らかとなった.特にかんがい期は水田からの涵養により地下水位が上昇し,非かんがい期とは異なる地下水流出形態を取ることが示された.

Keyword: 環境同位体, 地下水, 扇状地
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