地下水位の再現性向上のためのグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)の改良 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.382-383 , 2008

発表番号 [3-42]

Modification of the grid-based hydrological model, Kinu-Kokai model, for the accuracy improvement of calculated ground water levels

MATSUI HIROYUKI [Fac. of Agri., Utsunomiya Univ.]

地下水位の再現性向上のためのグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)の改良

○松井 宏之 [宇都宮大学農学部]

流域水循環における農業用水の役割を検討する際,分布型流出モデルは有効な分析ツールの一つとなる.しかし,多くの分布型流出モデルでは河川流況の再現に重点がおかれ,地下水位変動の再現には課題が残されている.そこで,開発してきたグリッド型流出モデル(鬼怒・小貝モデル)での地下水位変動の再現性を向上させるため,そのモデル構造について検討した.その結果,水田浸透水による地下水涵養を明示的にモデル化することにより地下水位変動の再現性を向上させることができた.

Keyword: 水田浸透, 地下水涵養, 流域水循環
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