電気泳動によるカルシウム溶脱試験 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.400-401 , 2008

発表番号 [4-1]

Ca Leaching Test form Mortar by Electro-Chemical Method

MORI MITSUHIRO [National Institute for Rural Engineering]
MORI TAKEHISA [National Institute for Rural Engineering]
TOKASHIKI MASARU [National Institute for Rural Engineering]
NAKAYA TETSUO [National Institute for Rural Engineering]

電気泳動によるカルシウム溶脱試験

○森 充広 [農村工学研究所]
森 丈久 [農村工学研究所]
渡嘉敷 勝 [農村工学研究所]
中矢哲郎 [農村工学研究所]

カルシウムが溶脱したモルタルの力学的性状を把握するため,電気泳動によってカルシウムを加速溶脱させる装置を試作し,EPMAより分析した。その結果,電圧を作用させる日数が多いほど,また,高い電圧を作用させるほどより深部までカルシウムが溶脱することや,カルシウムの溶脱とともに表層部分の硫黄濃度が低下し,カルシウム溶脱部と未溶脱部との境界で硫黄が濃縮して存在することが明らかとなった。

Keyword: カルシウム溶脱, 表層劣化, EPMA
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