福井県谷田部頭首工に設置した魚道が生息魚に及ぼす効果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.698-699 , 2008

発表番号 [7-18]

Effects of the fishways in the Yatabe head works in Fukui Prefecture on fish fauna

SUZUKI Masaki [Federation of Land Improvement Associations in Fukui pref.]
SASAKI Shigekazu [Federation of Land Improvement Associations in Fukui pref.]
AOKI Jinichiro [Federation of Land Improvement Associations in Fukui pref.]

福井県谷田部頭首工に設置した魚道が生息魚に及ぼす効果

○鈴木 正貴 [福井県土地改良事業団体連合会]
佐々木 繁一 [福井県土地改良事業団体連合会]
青木 甚一郎 [福井県土地改良事業団体連合会]

福井県谷田部頭首工に設置されたハーフコーン型魚道が生息魚に与える効果について調査したところ,次のことが分かった.1)15種類の溯上と遊泳魚・底生魚の溯上,および未成魚の溯上をそれぞれ確認したことから,当魚道は生息魚の溯上を概ね保証している.2)溯上魚は,魚道内の流れを学習しながら溯上している.3)盛夏時に多種が溯上したことから,アユの溯上期のみ調査することは,魚道調査として不十分である.

Keyword: ハーフコーン型魚道, 溯上, 学習能力
GET PDF=08/08007-18.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)