Woody debris dam における外来性有機物の滞留について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.720-721 , 2008

発表番号 [7-29]

Retention of allochthonous organic matter on woody debris dam

MATSUMOTO Yoshifumi [Graduate school of Agriculture,Ymagata Univ.]
OKUBO Hiroshi [Faculty of Agriculture,Yamagata Univ.]
MAEKAWA Katsuro [Faculty of Agriculture,Yamagata Univ.]

Woody debris dam における外来性有機物の滞留について

○松本 善史 [山形大学大学院農学研究科]
大久保 博 [山形大学農学部]
前川 勝朗 [山形大学農学部]

河川の上流域に生息する水生生物群集は,エネルギーを外来性有機物に依存している.その有機物を滞留させるものとしてwoody debris dam (以下dam)が有効的であると言われている.そこでdam16地点を含めた27地点で水生昆虫を採取した.その結果,dam の地点でシュレッダーは有意に多かったが,コレクターに有意な差はなかった.そのため,damは大きな有機物を滞留させるが,小さな有機物には有効的ではないのではないかと思われる.

Keyword: ウッディデブリダム, 水生昆虫, 外来性有機物
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