ビオトープ水田におけるイシガイ科の生息域 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.734-735 , 2008

発表番号 [7-36]

Habitat of Unionidae in environment-conscious paddy field

Nishizawa kei [Faculty of Applied Biological Scienses Gifu]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Scienses Gifu]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Scienses Gifu]

ビオトープ水田におけるイシガイ科の生息域

○西澤 慧 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]

イシガイ・トンガリササノハガイ・ドブガイ(A型及びB型)が生息するビオトープ水田で生息域を把握し,水深及び流速と比較することによって,保護地に必要な水域環境を検討した.その結果,イシガイは水深が浅く水の入れ替えが少ない水域に障害物を設けることが,トンガリササノハガイは水の入れ替えを頻繁に起こし水底の溶存酸素量を保つことが,ドブガイでは水の入れ替えを少なくすることが保護には重要だという結果となった.

Keyword: イシガイ, トンガリササノハガイ, ドブガイ
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