砂防ダム堆積土砂からのマンガンの溶出および河床礫による酸化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.758-759 , 2008

発表番号 [8-7]

Experiment of elution and oxidation of Mn2+ using Sabo dam sediments and river-bed gravel

TSUYUKI Ken [Graduate school of Agriculture,Yamagata University]
HOSHINO Yukihiro [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
HIROSHI Okubo [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
MAEKAWA Katsuro [Faculty of Agriculture,Yamagata University]

砂防ダム堆積土砂からのマンガンの溶出および河床礫による酸化

○露木 健 [山形大学大学院農学研究科]
星野 幸広 [山形大学農学部]
大久保 博 [山形大学農学部]
前川 勝朗 [山形大学農学部]

砂防ダム下流ではMn2+濃度が上昇し下流部で徐々に低下する。砂防ダム堆積土内の有機物分解によりMn2+が溶出した後に酸化され沈着したためと考えられる。そこで堆積土内の有機物量を変化させ水質の経時変化について検討し,Mn酸化菌による濃度低下に着目し河床礫添加により検証した。結果堆積土内のMn2+の溶出は還元状態でみられ,河床礫添加ではMn2+濃度の低下が起きたがpHが低い条件で高濃度の溶出があった。

Keyword: マンガン, 酸化還元, 砂防ダム
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