有明海奥部泥質干潟域における脱窒活性について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.760-761 , 2008

発表番号 [8-8]

Activity of Denitrification in the Mud-Tidal flat of the Interior Part of Ariake Sea

Koga_Akane [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
Seguchi_Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
Koriyama_Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]

有明海奥部泥質干潟域における脱窒活性について

○古賀 あかね [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]

本研究は、有明海奥部泥質干潟における脱窒特性を明らかにすることを目的とし、特に脱窒菌群の生息分布及び脱窒活性の季節推移やそれらと底質環境との関係などについて、調査及び実験データを基に検討、考察した。その結果、脱窒活性は、その作用を担う脱窒菌の数量のみに影響されるのではなく、泥温やEhなどの環境的要因及び炭素源である底質中の有機物量、基質となる窒素酸化物などによって複合的に影響されることが把握された。

Keyword: 有明海, 干潟, 脱窒
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