発表番号 [9-17]
Effect of Infiltration Rate on Denitrification in a Ponded Soil Column
WATANABE Satoko [Graduate School of Agriculture, Kyoto]
NAKAMURA Kimihito [Graduate School of Agriculture, Kyoto]
HAMA Takehide [Graduate School of Agriculture, Kyoto]
KAWASHIMA Shigeto [Graduate School of Agriculture, Kyoto]
浸透速度が湛水土壌の脱窒特性に及ぼす影響
○渡部 慧子 [京都大学大学院農学研究科]
中村 公人 [京都大学大学院農学研究科]
濱 武英 [京都大学大学院農学研究科]
川島 茂人 [京都大学大学院農学研究科]
農耕地からの硝酸態窒素流出による地下水汚染や湖沼の富栄養化対策として排水路堰上げが検討されている.排水路堰上げにより浸透速度が低下,脱窒特性が変化し,脱窒量が増加する効果が期待される.本研究では浸透速度が脱窒速度に及ぼす影響を検証するため浸透速度が異なる脱窒過程の室内湛水土壌カラム実験を行った.その結果、浸透速度が100〜450mm/dayの範囲で、浸透速度低下による脱窒率の上昇が見られた。
Keyword: 脱窒, 浸透速度, 水田土壌
GET PDF=08/08009-17.pdf