メタン発酵消化液の農地施用が温室効果ガス発生と土中ガス濃度に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.856-857 , 2008

発表番号 [9-36]

Effects of methane fermentation digested liquid application on GHGs emission and gas concentrations in the agricultural soil

Fujikawa Tomonori [National Institute for Rural Engineering]
Nakamura Masato [National Institute for Rural Engineering]
Yuyama Yoshito [National Institute for Rural Engineering]

メタン発酵消化液の農地施用が温室効果ガス発生と土中ガス濃度に及ぼす影響

○藤川 智紀 [農村工学研究所]
中村 真人 [農村工学研究所]
柚山 義人 [農村工学研究所]

消化液施用後のN2O,CO2のガスフラックスと土中のガス濃度の変化を明らかにするためにコマツナの栽培試験を行った。N2Oガスフラックスは消化液施用後一時的に増加し,CO2ガスフラックスは栽培全期間で大きいままであった。N2O濃度は施用後一時的に高くなった。N2O濃度の上昇は深さ50cmまで達した。CO2濃度は深さ20cmまでは変化が小さかった,20cmより深くでは施用直後から大きく変化した。

Keyword: 大気, 物質循環, 地球環境
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