泥炭地盤沈下の炭素含有率への影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.886-887 , 2008

発表番号 [9-51]

Effect of Peat Subsidence to its Carbon Content

SUZUMURA Taichi [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
TAKADA Masayuki [Hokkaido Institute of Environmental Sciences]

泥炭地盤沈下の炭素含有率への影響

○鈴村 大地 [北海道大学大学院農学院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
高田 雅之 [北海道環境科学センター]

サロベツ泥炭地では農地と農地に隣接する湿地の一部で排水にともなった地盤沈下が生じている。隣接する農地1地点と湿地2地点で泥炭層のC,N含有率とCN比の変動を分析した。C含有率は40〜60%,N含有率は1〜3%で推移した。CN比は深部で標高と正の相関があり,嫌気的分解による炭素量の減少によるとみられる。農地と排水路に近い湿地では、表層部のC含有率およびCN比に差異があり,沈下が炭素量に影響していた。

Keyword: 泥炭地湿原, 沈下, 炭素含有率
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