石川県輪島市における産業廃棄物最終処分場建設問題に見る限界集落の現状と課題 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.106-107 , 2008

発表番号 [企-15-05]

The Present Condition and the Subject of a Marginal Village seen from the Problem about Construction of the Industrial Waste Final Disposal Facility in Wajima-city, Ishikawa Prefecture

YAMASHITA Ryouhei [JSPS, Reseach Fellow]
HOSHINO Satoshi [Graduate school of Agriculture, kyoto University]
KUKI Yasuaki [Graduate school of Agriculture, kyoto University]

石川県輪島市における産業廃棄物最終処分場建設問題に見る限界集落の現状と課題

○山下 良平 [日本学術振興会特別研究員]
星野 敏 [京都大学大学院]
九鬼 康彰 [京都大学大学院]

共同体機能の維持が困難な限界集落の地域計画は,現在の重要な政策課題であり,社会的関心も大きい。その中でも,平成18年度からの石川県輪島市の産業廃棄物最終処分場誘致に係る一連の動きは,限界集落の現状が如実に表出した事例として,注目を集めている。本研究では,当該地区が今後各地で起こりうる限界集落の動向に対する示唆的な事例と位置づけ,本件に関わる一連の動きを整理し,対応策について検討する。

Keyword: 産業廃棄物最終処分場建設問題, 限界集落, 集団移転
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