発表番号 [企-18-04]
Estimation method for coefficient of roughness from surface shape characteristic of worn concrete
NAKAYA TETSUO [National Institute for Rural Engineering]
TOKASHIKI MASARU [National Institute for Rural Engineering]
MORI MITSUHIRO [National Institute for Rural Engineering]
MORI TAKEHISA [National Institute for Rural Engineering]
摩耗したコンクリート水路の表層形状からの粗度係数推定手法
○中矢 哲郎 [農村工学研究所]
渡嘉敷 勝 [農村工学研究所]
森 充広 [農村工学研究所]
森 丈久 [農村工学研究所]
摩耗により骨材の露出したコンクリートを模擬した水路の粗度係数を水理模型実験により測定し,表層の凹凸形状から粗度係数を推定できる表面粗さパラメータを検討した.その結果,粗度係数はn=0.013であり,コンクリート水路の設計基準値以内となった.模擬摩耗板の表層形状は,凹凸の高さ分布の偏りを示すスキューネスにより特徴付けられ,相当粗度ksはRaが0.5mm(±0.12mm),Rzが4mm(±1.43mm)の範囲においては,ks =0.26×Rz,又はks =2×Raで表せることを示した.
Keyword: コンクリート水路, 摩耗, 粗度係数
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